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若松城(わかまつじょう)は、日本の城。別名、中ノ島城。所在地は福岡県北九州市戸畑区で、洞海湾の入口にかつて存在した中ノ島に築かれた日本の城である〔『角川日本地名大辞典』40 福岡県(角川書店、1988年)p.1465。〕。現在の若戸大橋中央部のほぼ真下あたりに相当する。 == 歴史・沿革 == 永正年間(1504-1521年)、武内治部と称する戸畑の郷士がここに居を構えていたというが、史実であるか判然としない〔『北九州市史』近世(北九州市、1990年)p.61。〕。下って慶長5年(1600年)、関ヶ原の戦いの論功行賞により筑前国のほぼ全域が黒田長政の領国となり、長政は福岡に本城を、豊前との国境に6か所の端城を築いた。若松城はその端城の一つである。城は「塔屋を幾つももつ大きな」ものであり〔金井圓『日蘭交渉史の研究』(思文閣出版、1986年)p.101。〕、多くの軍船を備えていたというが〔『角川日本地名大辞典』40 福岡県(角川書店、1988年)p.1465。〕、慶長20年(1615年)、一国一城令により廃城となる。その後200年余の時を経て文久3年(1863年)6月、中ノ島に砲台が築かれ、再び城塞としての機能を持つに至った〔『戸畑市史』(福岡県戸畑市役所、1939年)p.65。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「若松城 (筑前国)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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